福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2025年12月号(403号)を発行しました。
1~3面では、一人ひとりの思いを率直に出しあって、チーム(労働組合や職場、部署など)の力を引き上げていくうえで大切な心理的安全性を特集しています。このテーマの特集記事は2年5か月ぶりとなります。
会議でシ~ンとしてしまうことに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。その要因と対策を考えあうことが重要です。さまざまな分野・業種で注目されている心理的安全性をみんなのものにして、組合活動をすすめていきましょう。
心理的安全性が不足すると、「こんなことも知らないの?」と思われるんじゃないかという「無知だと思われる不安」など、4つの不安が起きてしまいます。このようなチームの状態では、率直に自分の思いを出しあうことができなくなってしまいます。4つの不安などの基本と、変えていくためのカギを理解することが大切です。ぜひ、特集記事を踏まえて、少人数のグループに分かれて、「気づいたこと」や「印象に残ったこと」、「チャレンジしてみたいこと」を出しあってみましょう。
福祉実践の向上の土台となる心理的安全性を高めるために、法人に要求していくことも、労働組合にできることです。
「伝えたい!組合の力」は、神奈川県本部の役員が登場。みんなで決めていく経験や人前で話す積み重ねが、自分の力になっていると語ります。組合活動にかかわるなかでの自らの前向きな変化も、大事なことですね。
「お便りありがとう」には、4人の声を掲載。宮城の組合員からは、保育園の給食室にももう1人職員を増やしてほしいと要求し続けた結果、実現したといううれしい声が届きました。このような成果について職場をこえて共有できる福祉保育労のことを、もっと知らせていきたいですね。
ぜひお読みください。働く上でのご相談は、労働相談フォームなどからお寄せください。
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2025年12月号(403号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2025/12/25_12.pdf









