機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2022年11月号 福祉職員の大幅賃上げと増員を 国に求める署名で共感ひろげよう

 福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2022年11月号(369号)を発行しました。この秋からとりくんでいる国会請願署名「福祉職員の大幅な賃金の引き上げと増員を求めます」の解説特集が中心です。

 1面で国会請願署名の意義、2・3面では賃上げと増員の必要性を示し、仕事と生活を自分の言葉で伝えて変化につなげようとよびかけています。保育士や介護職員などの賃金水準は、段階的な引き上げはされてきていますが、それでも全産業平均の4分の3にとどまっています。また、連絡や記録などにかかわる事務仕事などを時間内におこなうことは困難です。国が職員配置基準の引き上げに消極的で、介護分野では基準の緩和さえ検討されています。利用者の権利保障にむけた職員数が足りていません。子どもたちや高齢者、障害者、その家族などの利用者の権利と、福祉職員の事務時間や休憩・休暇も保障できる体制にむけて、常勤職員を増やすことが必要です。

 国会に声を届ける署名用紙は以下からPDFファイルでダウンロードできます。また、福祉職員の賃上げ・増員にむけた声もGoogleフォームから募集しています。

◇国会請願署名「福祉職員の大幅な賃金の引き上げと増員を求めます」(PDFファイル)
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2022/10/22syomei.pdf

◇【募集】福祉職員の大幅な増員と賃上げの実現へ声をお寄せください
https://forms.gle/kL9AaTxRfsfHvd6t7

 4面の「伝えたい!組合の力」は、島根の保育園分会の組合員です。パート雇用の保育士と調理員の時給に格差を持ち込む法人に対して、3つの保育園分会が連携して、撤回を求め続けています。

 「あったか共済コーナー」では、コロナでの給付対応についてお知らせしています。9月から国や民間生命保険会社のコロナ対応方針が変更されました。福祉保育労共済の個人共済では、「医師の指示による連続5日間以上の自宅療養」は引き続き休業給付の対象です。

 ぜひ、お読みください。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2022年11月号(369号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2022/11/22_11.pdf

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