機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2023年11月号 福祉職員の最低賃金を1500円以上に!基準を引き上げて職員増やして!

 福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2023年11月号(380号)を発行しました。1~3面の特集は、この秋からとりくんでいる国会請願署名「福祉職員の最低賃金を1500円以上にして、職員配置基準を引き上げてください」のポイント解説です。

 1面で国会請願署名を広げる意義、2・3面では2つの請願項目として賃上げと増員の必要性を示し、署名を広げようとよびかけています。岸田首相が2030年代半ばまでに最低賃金1500円をめざすと表明しましたが、すべての産業・職場・地域で一刻も早い実現が必要です。公的価格や補助金を引き上げることで実現可能な福祉分野から実行することを求めましょう。また、職員配置基準を引き上げて、利用者と私たちの両方の権利が保障される体制を整備することも欠かせません。 
 賃金が低いことで何が起きているか、どのくらいの賃上げが必要か、職員が少ないために何が困難になっていて職員が増えたら何ができるか、一人ひとりと対話して伝え、署名の協力を訴えて、理解と共感を広げましょう。

 国会に声を届ける署名用紙は以下からPDFファイルでダウンロードできます。また、福祉職員の賃上げ・増員にむけた声を集めています。Googleフォームからお寄せください。

◇国会請願署名「福祉職員の最低賃金を1500円以上にして、職員配置基準を引き上げてください」(PDFファイル 両面 おもて:チラシ うら:署名用紙)
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2023/10/23syomei.pdf

◇【募集】福祉職員の大幅な増員と賃上げの実現へ声をお寄せください
https://forms.gle/A1ejN73pXASjoPrL9

 4面の「伝えたい!組合の力」は、岡山支部の執行委員長です。1人から入れる地域ユニオンの結成をめざして、しゃべり場を3回重ねてきました。率直に意見を出しあえる雰囲気をつくって出された願いを対市交渉や学習会につなげたいと、前を向いています。

 「あったか共済コーナー」では、新型コロナについて一般の医療保険では給付対象から外れても、福祉保育労共済は通常の要件を満たせば給付対象だと、問いあわせて知った組合員から、「入っていて良かった」「ぜひ入って」という声が届いています。

 ぜひ、お読みください。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2023年11月号(380号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2023/11/23_11.pdf

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