機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2022年1月号 政府の賃上げ9千円では足りません!福祉職員の本気の賃金UPと増員を 

 福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2022年1月号(360号)を発行しました。

 1面は、昨年秋からとりくんできた「福祉職場で働くみんなの要求アンケート」の中間集計結果の報告特集です。中間集計(回答1686人)では、心身の疲れが深刻で、「やめたい」という思いも7割近くの水準になっています。22春闘での月額賃金要求額の平均は3万2413円となっており、政府が2月から実施する福祉職員への「9千円賃上げ」では足りないことは明らかです。政策として具体化されていない職員の増員も賃金アップとあわせて必要です。社会的な話題になっている「9千円賃上げ」に対しては基本給の9千円アップを求め、さらに大幅な賃上げ・増員を掲げる春闘にしていきます。

 2・3面では、2022年に組合活動を通じて変えたいこと、12人の組合員に「変える!」メッセージを掲げてもらいました。みなさんが変えたいことはどんなことですか。

 4面の「伝えたい組合の力」は、裁判をたたかう栃木支部の組合員。定年後再雇用になって、仕事は同じなのに賃金は2割カットされ、賞与・特別休暇もなくなったことに対し、「不当な賃金等の格差是正」を求めて提訴。寄り添う場の大切さを意識しながら、仲間に支えられ、地域や産業を超えて注目されている裁判をたたかっています。

 「あったか共済コーナー」では、寒さや乾燥が厳しくなる季節を迎えて、インフルエンザなどへの備えになる「ワンコイン共済」の力を紹介しています。「入ってて良かった!!」も必読です。

 ぜひ、お読みください。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2022年1月号(360号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2022/01/21_01.pdf

 

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