福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2018年7・8月号(322号)を発行しました。
1面から3面にかけて、低すぎる最低賃金の大幅な引き上げを求めて、最低賃金とは何か、実際の額、年収換算などについて詳しく特集しています。今の最低賃金で生活したらどうなるか、どのような出費に限られるか、計算してみようとよびかけています。他の先進国の最低賃金の水準比較や、愛知県の単身者の最低生計費も参考に掲載しています。低い時給で働く島根県の保育園の保育士と北海道の障害者施設の支援員の声も、ぜひお読みください。
厚生労働省交渉などをおこなった5月28日の中央行動や、5月の社協・事業団種別協議会の全国学習交流集会、6月に開催した保育部会の学習交流集会について短く報告しています。
4面の「伝えたい!組合の力」には、山梨県の児童発達支援センターで働く3年目の保育士が登場。「人生の主人公は自分。もっと多くの人が働きやすく、充実した生き方ができるように、組合に参加することや声をあげることの大切さを伝えていこう」とよびかけています。共済コーナーでは、ワンコイン共済の給付状況を報告しつつ、東海地本の組合員の「思いがけない事態に備えて、オススメです」という声も紹介しています。
◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2018年7・8月号(322号)PDFファイル
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※今号が合併号で、例年通り8月の発行はありません。