6月8日に、経営者団体、福祉関係団体、労働組合等の共同実行委員会の主催で、シンポジウムが開催されます。
みなさんの参加、お待ちしています。転送・拡散など、歓迎です。
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『福祉は権利!利用者・経営者・労働者が社会福祉を問う共同シンポジウム』
~公的責任で、質・量ともに十分な基盤整備・人材確保を~
《開催の趣旨》
今、特養に入れない待機高齢者が52万人いるにもかかわらず、入所を重度者に限定し、軽度者は介護保険の対象から外されようとしています。保育所待機児童解消を口実に保育の量の拡大が優先され、新制度での質の改善は先延ばしになっています。また、障害者権利条約がようやく批准されましたが、差別や虐待、介護保険優先の65歳問題などの権利侵害は条約の趣旨からは程遠い実態にあります。
今こそ、憲法25条に基づき、「健康で文化的な生活を営む」という国民の生存権を国の責任で保障すべきであるという、「公的責任」と「福祉は権利」の理念を「自己責任」と対峙させることが求められています。 大きな共同運動のスタートとして、「公的責任としての社会福祉」のあるべき姿を共有するための共同シンポジウムを開催します。シンポジウムでは、「公的責任」と「福祉は権利」の理念を共通認識にすることを目標にし、国民的な共同運動を展望します。
日時:2014年6月8日(日)13:00~16:30(受付12:15~)
会場:東京・星陵会館(案内図↓)
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
※最寄駅:東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線〈永田町駅〉、千代田線・丸ノ内線〈国会議事堂前駅〉ほか
※会場に駐車場はありません
参加資料代:1000円(介助者は無料)
※手話通訳を希望される方は、5月30日までにご連絡ください。
《集会案内チラシ(PDFファイル)》
//fukuho.info/wp-content/uploads/2014/05/20140608sympo.pdf
《プログラム》
13:00 開会・主催者あいさつ
13:05 コーディネーターの基調報告
13:45 セッションⅠ『福祉現場の実態と権利保障への思い』
休憩
15:00 セッションⅡ『公的責任としての社会福祉を追求する』
16:20 集会アピール
16:25 閉会あいさつ
《シンポジウム登壇者》
〇コーディネーター
石倉康次さん(立命館大学教授)
〇シンポジスト
正森克也さん(社会福祉施設経営者同友会 幹事)
阿部一美さん(さいたま市 保育園保護者)
三橋恒夫さん(全国肢体障害者団体連絡協議会 会長)
清水俊朗さん(全国福祉保育労働組合 副委員長)
《主催:「福祉は権利」共同シンポジウム実行委員会》
〇実行委員会構成団体
社会福祉施設経営者同友会、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会、全国保育団体連絡会、 全国福祉保育労働組合、愛知県民間社会福祉施設経営管理者会議、全国民間保育園経営研究懇話会、きょうされん、中央社会保障推進協議会、日本自治体労働組合総連合、東京民間保育園経営研究懇話会、きょうされん東京支部、東京社会保障推進協議会
〇協賛団体
全国労働組合総連合、日本医療労働組合連合会、全国生協労働組合連合会、全労連・全国一般労働組合、全日本建設交運一般労働組合、東京自治体労働組合総連合、東京地方医療労働組合総連合、ホームヘルパー全国連絡会、市民福祉団体全国協議会
《問い合わせ先》
〒111-0051東京都台東区蔵前4-6-8 サニープレイスビル5F 全国福祉保育労働組合
電話03(5687)2901 メールmail@fukuho.org