機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2021年11月号 福祉職員を増やして!賃金を上げよう!署名で思いを伝えよう 

 福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2021年11月号(358号)を発行しました。今号は、10月にスタートした国会請願署名「いのちを守り社会を支える福祉職員を増やして、賃金を引き上げてください」の推進特集を掲載しています。

 1面で国会請願署名の意義を、2・3面では請願項目で求めている賃金水準の引き上げと常勤職員の増員の必要性を解説しています。保育士や介護職員の賃金水準は、全産業平均の4分の3にとどまっています。また、連絡や記録などにかかわる基幹的な業務を時間内におこなうことが難しく、事務時間や休憩・休暇が保障できる体制にむけて、常勤職員の増員が欠かせません。

 あわせて、職員数が少ないことや賃金が低いことで起きている具体的な困難事例をツイッターで #変えよう福祉職場あるある を添えて発信するために、Googleフォームで事例の投稿をよびかけています。

◇国会請願署名「いのちを守り社会を支える福祉職員を増やして、賃金を引き上げてください」(PDFファイル)
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/10/21syomei.pdf

◇#変えよう福祉職場あるある 声募集
https://forms.gle/KTTzfWLrLGzn325x7

 『今月の主張』は、冬の一時金などにむけた要求の提出や春闘の準備をすすめることをよびかけています。賃金・職員配置の社会的基準づくりにむけて、国会請願署名の重要性とともに、最低賃金の引き上げにむけた運動も強調しています。

 4面の「伝えたい!組合の力」は、大阪の保育園で働く保育士が登場。はじめに勤務した組合のない保育園では休憩を取ったことがなかったと言います。組合のある保育園で組合員となり、自分たちの声と運動で労働環境が改善できることを実感しています。

 「あったか共済コーナー」では、パート職員として働くなかで共済をやめることも考えていたなか、「御守り」として加入を続けていたところに骨折して給付を受けた組合員の声を掲載しています。

 ぜひ、お読みください。

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2021年11月号(358号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2021/11/21_11.pdf

 

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