機関紙『福祉のなかま』

「福祉のなかま」2022年4月号 福祉職場で働くみんなで福祉保育労に入ろう

福祉保育労の機関紙「福祉のなかま」2022年4月号(363号)を発行しました。

1面で、福祉保育労を紹介して、加入をよびかけています。4月がスタートして、保育や介護、障害福祉、学童保育、社会的養護など、多くの福祉職場で新しい職員を迎えています。2年以上にわたるコロナ禍で緊張感と負担感が続いていますが、いのちを守り社会を支える役割を発揮して働き続けることが難しい賃金・労働条件になっています。
政府もようやく2月から「9千円賃上げ」政策を開始しましたが、補助金の算定対象や規模が限定的で、数千円の手当にとどまるケースが大半になっています。大幅な賃上げが職員の増員とセットで必要です。

憲法と法律で保障されている労働組合の権利を活かして、法人に労働条件の改善を求めることが組合の役割です。あわせて、福祉職場は国・自治体の制度・予算の影響を大きくうけるため、組合員の声を地域や社会、国に届け、改善の実現にむけた行動も展開しています。助けあいの共済制度も、働き続けていく力になります。

コロナ禍で不安や悩みが特に広がっています。変えたい思い=要求を実現させるために、福祉保育労に入りましょう。職場に組合員がいない場合は、ご相談やお問い合わせを相談メールフォームやフリーダイヤルからお寄せください。

2・3面では、3月10日に福祉職員の大幅な賃上げ・増員などを国に求めた「3.10福祉職員怒りの全国賃上げ・増員アクション」の報告特集です。コロナの第6波の影響を大きくうけつつも、感染防止対策をしながら、8職場で53人がストに入るなど、約4000人が行動に立ち上がりました。3月2日の厚労省交渉の報告と、10日の各地のアクションの特徴を掲載しました。

4面の「伝えたい!組合の力」には、大阪の障害福祉事業所で働く健康対策部長が登場。組合活動の柱は、いのちと健康を守る対策=「いのけん」だと言います。対策を踏まえて、働きつづけられる職場をつくりましょう。

「あったか共済コーナー」では、組合加入といっしょに共済への加入をよびかけています。また、5月15日が申し込み締め切りの年金共済をお勧めしています。

「お便りありがとう」には、2月号の春闘の統一要求の解説特集や、裁判で勝利した広島の分会長が登場した「伝えたい!組合の力」の感想を掲載しました。介護職員の配置基準緩和の動きについて、怒りの声も寄せられました。

ぜひ、お読みください!

◇福祉保育労機関紙「福祉のなかま」2022年4月号(363号)PDFファイル
https://www.fukuho.info/wp-content/uploads/2022/04/21_04.pdf

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